彼女の生きる道~その後~ 

旧友との会話(スーパー長い)

高校生の時からの友人から電話があった。
彼女は今でも私の実家の方に住んでいる。既婚。お子様はなし。
彼女に会うのは1年に1度か、2年に1度。年末と夏休みのどちらか。
話をするのもそれと同じ位。会うか、会う前の電話か。
だからそろそろ連絡がある頃・・・と思っていたら、かかってきた。でも今年は私は帰らない。
残念・・・と思いつつ、それを電話口で告げると、それはそれで仕方ないし、と全然了解。
逆に彼女が忙しくて会えない事もあるから。
でも、この頃彼女と電話で話す時、又は会って話す時、
彼女はうちの母親の回し者ではないかと錯覚する(怖)。



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最近、会う度、電話の度、その友人は、言う。
「ねぇねぇ、いつ帰ってくるの?」・・・この帰ってくる、はただの帰省ではなく、
Uターン、と言う意味。キターーー(゜∀゜)ーーー!!!と思いつつ、
「うーーーん、帰るの面倒。引越しも大変。仕事探しも大変。何よりもう親とは住めない」と言うと
「家なんていくらでもある。引越しは手伝いに行ってあげるし。
こっちの方が家賃安いし。この間英語のせんせいの募集やってたよ。」と食い下がる。
「でも、車がないとそっちは動けないし。運転するの恐いし。」
「慣れれば平気。東京と違って車の量も少ないし!ね、帰っておいでー。で、一緒に遊ぼう!」
「車、買えないし!」
「あ、最近ねー、リース契約で車が借りれるらしいよ。1ヶ月1万位で!」・・・どこまでも情報通なヤツだ。



彼女が帰って来いと言う理由の50%は、一緒に遊びたいからだ。
田舎の方なので、同年代の女の子はみんな結婚していて、しかも子供がいると夜遊びなんてできない。
彼女は子供もいないし、ご主人が単身赴任中という事で平日は非常に暇らしい。
淋しくは無いけど、退屈、と言う。 それは大変納得する。
私も最近、実家の方(実家ではなく、その地方そのもの)ものんびりしてていいかも、自然も多いし…、
とは思ってみるものの、実際行動するとなると・・・とても大変。
そして彼女は続ける。残りの50%の理由。
「あんたさー、老後とかどうするつもり?ずっとひとりで暮らすわけ?私はとても心配。」
もう、親より怖いのである。
「うーん、うーん。。ま、どうにかなるし。」と言葉を濁す。
「今はいいけどさー、ほんとにさー、将来大変よ!早くいい人見つけなよー。親に言われない?」
「うーん、うーん、たまに・・・」もう勘弁してください。。と思う。
「でしょー?私が親だったら、すごく心配。」

・・・どうやらほんとにそう思ってくれているらしい。。。



彼女とは高校2年の時同じクラスになり、何がきっかけかはもう忘れたけれど、気がついたらよく、一緒にいた。
夏の暑い日、やる気が出ないと言ってはお互いの部活をサボり、よくマクドナルドに行き、ドリンクひとつでだらだらと何時間も過ごした。
冬、めったに振らない雪が降って積もった日には、
寒いと言って途中から授業をサボり、おうどんを食べに行った。(さすがうどんの国の住人…)
そう、サボり仲間だった(爆)
選択科目では二人とも美術を選び、授業中おしゃべりばかりしていた。
そのせいで作品が2つ連続で2人共仕上がらず、最後提出期限の前日、
2人は家に作品を持って帰って仕上なければならなかった。
そして、2人共、徹夜する羽目になった。
結果、2人共、完成しなかった。(どこまで似てるのやら。。)でも、
そこから先が違っていた。
彼女は、とりあえず、学校に行った。そしてその美術の時間、先生に
「徹夜したけど、できませんでした。」と素直に謝ったらしい。一方私は、
出来てないのに、行っても無駄、しかも眠い。。と言う理由で、
美術の授業が終わるまで学校に行かず、家で寝ていたのだった。
(親も暢気だねー「学校、どうするの?行くの?行かないの?」と訊きに来た。
「少し寝たら行くー」とベッドの中から応えると、「あ、そ。」と言ってそれ以上は何も言わない親だった。)
美術の授業は幸いな事に、1時間目と2時間目の2時間連続だった。
3時間目にゆらゆらと現れた私に向かって彼女は言った。
「ちょっとーーーー!信じられない!私なんか、できなかったけど、来たよー。先生にもちゃんと言ったし!」
「で、先生、何て?」
「『そうか、徹夜してもできなかったか。。では仕方ないな。』って言われた。」
「じゃぁ、いいじゃん。怒られたわけじゃないし。」
「そりゃそうだけどさー、で、あんたは何してたわけ?」
「寝てた・・・」
「もーーーーー!!!」・・・怒りと呆れで言葉を失う。
ちなみに、私は当時美術部で、その先生は、顧問の先生だった。さぞかし呆れた事だろう。
でも、後日かなり頑張って仕上げて提出はしましたよ。
それが当時の美術の成績にどう響いたかは、もう覚えていないし、成績なんて、どうでもよかった。



・・・と話は逸れて来たけれど、彼女とはそんな仲だ。
当時、儚い恋がかなわずにせつなかった日々や(あの頃は恋愛事が生活の70%を占めていたかも)、
反対に好きでもない人から告白されて戸惑った時や(かわいいねぇ。そんな時代もあったっけ?)、
卒業後数年後に「ちょっとオーストラリアに行って来る」と言った日も、
「やっぱり東京かも。。」と言って決めた日も、彼女はいつも心配してくれていた。
(その反面、私がちびっこ英語の講師をしていた時は、「あんたが先生なんて信じられん!子供がかわいそう!」
と好きな事も言ってくれていたが。。ま、それはあのサボり方を知っていれば言われても仕方のない事実だが。
しかも、彼女は私より遥かにきちんと学校に行ってたし。)



だから、未だに私がフラフラとお気楽のんきな一人暮らしをしているのがとても心配なのだろう。。
ごめんねー、と思う。きっと逆の立場なら、私も同じ様に心配していただろう。。
同じ日本とはいえ、東京と地方ではやはり環境は違い過ぎるし...
(といいながら、心配してくれている、と思うのは私の思い過ごしかもしれないが・・・(笑))



だけどね、やっぱり帰る気はありませんよ。もう無理ですよ。
それにさ、もし今度またあなたが東京に遊びに来ても、案内人がいないと困るでしょ?
おまけに一人で来た場合はいつでも泊めてあげられるし!ね、困るでしょ??
・・・と言う理由で、今度は、私が頑張ってみよう。。。
勝ち目は・・・ほとんど、ないですが(笑)



長々とすみません。
彼女は、面白いです・・・(とウケているのは自分だけかもしれませんが)

こんな事ここで書いちゃっていいのか。。いい・・・と思う。彼女、PCがずっと壊れて何も見れない状態。
本気で直す気もないみたいだし(笑)。でも、直ったら堂々と教える。きっと怒られる(笑)。



でも、いい子です。めったに会わないけど、高校時代と全く変わらない会話ができる。(内容は随分変わりましたが(笑))。

こんなわけで、来年はせめて彼女が私の老後の心配をしなくてすむよう、自分なりに善処しようと決めた今年の暮れなのでした(笑)・・・(完)
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by cuao | 2004-12-26 00:36 | diary
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